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木彫りの村、ジェパラ


スマラン市内から車で2~3時間程の場所に位置するジェパラという地域には、織物や木工の工房がたくさんある。

 上の写真はカルティーニ博物館に展示されていた木彫り。50cm×1.5mくらいの大きさの木板に、繊細な彫刻が施してある。浮彫で別の木を接続したりはしていない。

こちらも、1本の木を削って作ったもの。同じく接続に別の木を使ったりはせず作られているというからすごい。

ジェパラでは輸出用の家具なども作られており、インドネシアでもここだけと言われる程、腕のいい職人が集まっているらしい。

上の写真は作業工程を示したもの。手前が下書きの段階。既に美しい。

彫刻が施された後は、額縁のように周りにも細かい彫刻が施された枠がはめられている。

また、地域ごとに柄が決まっているらしい。ジェパラの模様は中央下、バリは上の段右から2番目。似通っているものもあるが、全くことなるデザインもある。橋などの飾りに使われているのを目にしたことがある。

さすが海が近いからか、カニがモチーフになったイスと机を発見(笑)

ギターの形の棚も可愛い。

これもジェパラで作られている有名な家具。玄関の扉などに使われます。

ジェパラに行ったら、是非Mulyoharjoという木工村を訪ねてみてください♪


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