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中部ジャワあるある


中部ジャワは基本的にイスラム教の人が多く、実際に来てみると、宗教的な理由から違和感を感じることがあるかもしれませんが、何事も「郷に入っては郷に従え」ですね。下記に、中部ジャワあるあるをまとめてみました!(この内容はHPにも掲載しています。)

1、左手は使用禁止!

これはインドネシアの文化だが、物の受け渡しなどには左手を使わない。左手は汚い(トイレでは左手を使う)ということから由来しているという。大都会ではこの限りではないが、一般的には使うと失礼に当たるとされている。左手しか空いていなかったり、左手をうっかり使ってしまったときには、マーフ・タンガン・キリ(Maaf tangan kili)=左手でごめんなさいね、と謝る文化がある。

*写真はインドネシアの一般家庭のトイレ。用を足した後、桶で水をすくい、局部を洗うそうです。ちなみにトイレットペーパーは使わない人が多い(濡れたままでもズボンを履くそうです)。だから左手は汚いとされるんですが・・・トイレで右手を使う私はどうしたらいいのやら・・・(笑)

2、目覚ましはいらない?!

インドネシアに来て最初のうちは慣れないことがある。それは、早朝に起こされること。イスラム教では日に5回お祈りの時間があり、街中のモスクのスピーカーから大音量で一斉にお祈りが流れる。(4時半、12時、15時、18時、17時の5回。)

特に早朝4時半頃のお祈りは、慣れない観光客には辛い。数日で気にならなくなるという人もいるが、ホテルの近くにモスクがあった場合は心しておこう。また、夕方18時頃のお祈りは、子どもがコーランを勉強する時間とのことで、スピーカーから流れるのは子どもの声。上手な子もいれば、音程を外してしまう子もいる。可愛らしいと取るか、騒音と取るかはあなた次第だ。

​3、金曜の11~13時はローカル店が閉まる?!

イスラム教では金曜日が聖日になっており、11~13時頃がJumatanと呼ばれる男性のお祈りの時間となっている。ジャカルタなどの大都市ではあまり見られないが、地方に行くとこの時間帯は小売り店が閉まったり、ローカル向けの観光地の受付が一時的に閉まったりすることもある。ただし、交通機関や世界遺産などの観光地、モールなどは通常利用ができるのでご心配なく。

4、日本人というだけで有名人に?!

まだまだ中部ジャワへの日本人観光客は少ない。つまり、あなたが初めて会う日本人になる可能性も少なくない。そんな彼ら(特に学生たち)は、はにかみながらも、写真やサインを求めてくることがある。また、日本語を学んでいる学生たちから積極的に話しかけられることもあり、有名人気分を味わえるかもしれない。私のような一般人のサインを何に使うのかは不明だが、漢字やひらがなへの興味、日本への憧れが現れているのかもしれない。

5、お茶は甘いもの

中部ジャワは地域にもよるが、全体的には甘い味が好まれる地域とされている。屋台やレストランでお茶(ジャワティー)を頼むと、自動的に砂糖が入っていることが多い。しかも、冷たいお茶の底には溶け切らない砂糖の山が。日本人には馴染みの少ない甘いお茶。砂糖なしのお茶はテ・タワール(teh tawar)というので、注文の際にタワールで!!と強調しよう。コンビニなどで売られているペットボトルのグリーンティーも、もちろん甘い!

6、中部ジャワの人はよく笑顔になる

挨拶をすると、ほぼ100%笑顔で返ってくる。旅行の際は、積極的に地元の人に挨拶をしてみよう!(*観光地化された場所のお土産売りの中には、しつこい人もいるので注意しよう)

7、その他

インドネシア全体として、お釣りが無い時は細かい計算をせずに大体の金額になったり、人前で怒ることはタブーとされていたり、都会では信号待ちの際にパフォーマンス等で小銭を稼ぐ人からチップを要求されたり・・・。いろいろと日本との違いはあるが、是非その違いを楽しんでもらえたらと思う。


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