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世界一の親日国、インドネシア。

 

世界一の群島国家・インドネシアは、17,508島のうち、メインの島はスマトラ島、ジャワ島、カリマンタン島、スラウェシ島、パプア島の5島。

人口 約2億5546万人(’15)、約490種族が集まり、483の言葉があると言われる。

インドネシアは、350年間オランダに統治されており、その後1943~1945年まで3年間、日本軍が統治。

1945年8月17日に独立を宣言。その後、それを認めぬオランダやイギリスとの独立戦争を経て、1949年に承認された。独立戦争には多くの日本兵が協力したという逸話も残っていて、日本人との関係性も深い。

アニメなどの日本文化も浸透していて、世界で2番目に日本語を勉強している人が多い。

今も残る巨大遺跡や、魅力的な伝統文化の中に生きる人々に会いに行こう。広大な自然の中に住む、笑顔の素敵な人たちが迎えてくれる。

中部ジャワ州とは

バリだけじゃない?!インドネシアの魅力。
バリ島の西側に位置するジャワ島は、東西に細長い形状をしており、首都ジャカルタがある。

ジャカルタから飛行機で1時間、ジャワ島の中部に位置するのが、中部ジャワ州だ。

 

中部ジャワ州は、6つの市/Municiaplity(スマラン市、マゲラン市、スラカルタ市、パカロガン市、テガル市、サラティガ市)と29県/Regency(スマラン県ケンダル県バタン県デマック県クドゥス県、ジェパラ県、パティ県、レンバン県、ブロラ県、グロボガン県、ペマラン県、チラチャップ県バニュマス県プルバリンガ県バンジャネガラ県カブメン県プルウォレジョ県、ウォノソボ県、マゲラン県ボヨラリ県クラテン県、スコハルジョ県ウォノギリ県カランアニャル県スラゲン県テマングン県パカロガン県テガル県ブレベス県)、全部で35の地域から構成される。

州都スマランはインドネシアの五大都市の一つとされ、人口は約164万人。オランダ領東インド時代からの貿易港として知られる。

スマランから少し足を延ばせば、数多くの遺跡や、3,000メートル級の山々、美しい海岸、豊かな自然が残っている。

中部ジャワには、3つの世界遺産!!
ボロブドゥール寺院、プランバナン寺院、サンギラン初期人類遺跡は、世界文化遺産に登録されている。

また、7世紀頃から数々の王朝が栄えた中部ジャワには、ジョグジャやソロを始めとして、今でもスルタン=王様がいて、民から愛されている。各地域に独特な伝統文化も残っており、観光客を楽しませてくれる。

中部ジャワあるある

中部ジャワは基本的にイスラム教の人が多く、宗教的な理由から違和感を感じることがあるかもしれません。中部ジャワあるあるをまとめてみました!
1、左手は使用禁止!
これはインドネシアの文化だが、物の受け渡しなどには左手を使わない。左手は汚い(トイレでは左手を使う)ということから由来しているという。大都会ではこの限りではないが、一般的には使うと失礼に当たるとされている。左手しか空いていなかったり、左手をうっかり使ってしまったときには、マーフ・タンガン・キリ(Maaf tangan kili)=左手でごめんなさいね、と謝る文化がある。
余談だが、トイレで右手を使う私はどうしたらいいのやら・・・。
 
2、目覚ましはいらない?!
インドネシアに来て最初のうちは慣れないことがある。それは、早朝に起こされること。イスラム教では日に5回お祈りの時間があり、街中のモスクのスピーカーから大音量で一斉にお祈りが流れる。(4時半、12時、15時、18時、17時の5回。)
特に早朝4時半頃のお祈りは、慣れない観光客には辛い。数日で気にならなくなるという人もいるが、ホテルの近くにモスクがあった場合は心しておこう。また、夕方18時頃のお祈りは、子どもがコーランを勉強する時間とのことで、スピーカーから流れるのは子どもの声。上手な子もいれば、音程を外してしまう子もいる。可愛らしいと取るか、騒音と取るかはあなた次第だ。

3、金曜の11~13時はローカル店が閉まる?!
イスラム教では金曜日が聖日になっており、11~13時頃がJumatanと呼ばれる男性のお祈りの時間となっている。ジャカルタなどの大都市ではあまり見られないが、地方に行くとこの時間帯は小売り店が閉まったり、ローカル向けの観光地の受付が一時的に閉まったりすることもある。ただし、交通機関や世界遺産などの観光地、モールなどは通常利用ができるのでご心配なく。
4、日本人というだけで有名人に?!
まだまだ中部ジャワへの日本人観光客は少ない。つまり、あなたが初めて会う日本人になる可能性も少なくない。そんな彼ら(特に学生たち)は、はにかみながらも、写真やサインを求めてくることがある。また、日本語を学んでいる学生たちから積極的に話しかけられることもあり、有名人気分を味わえるかもしれない。私のような一般人のサインを何に使うのかは不明だが、漢字やひらがなへの興味、日本への憧れが現れているのかもしれない。
5、お茶は甘いもの
中部ジャワは地域にもよるが、全体的には甘い味が好まれる地域とされている。屋台やレストランでお茶(ジャワティー)を頼むと、自動的に砂糖が入っていることが多い。しかも、冷たいお茶の底には溶け切らない砂糖の山が。日本人には馴染みの少ない甘いお茶。砂糖なしのお茶はテ・タワール(teh tawar)というので、注文の際にタワールで!!と強調しよう。コンビニなどで売られているペットボトルのグリーンティーも、もちろん甘い!
6、中部ジャワの人はよく笑顔になる
挨拶をすると、ほぼ100%笑顔で返ってくる。旅行の際は、積極的に地元の人に挨拶をしてみよう!(*観光地化された場所のお土産売りの中には、しつこい人もいるので注意しよう)
その他、
他にはインドネシア全体として、お釣りが無い時は細かい計算をせずに大体の金額になったり、人前で怒ることはタブーとされていたり、都会では信号待ちの際にパフォーマンス等で小銭を稼ぐ人からチップを要求されたり・・・。いろいろと日本との違いはあるが、是非その違いを楽しんでもらえたらと思う。
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